そんなのいらない。【完】

『ヒロトの奴、起きるんか?』

買って来たおつまみの、さけるチーズを食べながら公平が言った。


「んー…、多分2時頃慌てて起きてくんじゃん?」


『理恵ってヒロトの事わかってんね。』


「付き合い長かったから嫌でも習慣は目に付くもんだよ。」


『そか。(笑)』