奏のそいつへの想いが溢れてくる


俺はその想いを自分のことのように感じてしまい、さらに虚しくなる



俺は奏を想いながら唄った後、無意識に涙がこぼれた


皆が盛大な拍手を送るなか、俺は逃げるかのようにステージから去る



俺は音楽室で独り泣いていた