近いようで遠い君

こんなことを考えてしばらく沈黙していると樹が先に声を発した。


「じゃ、大丈夫そうだし先生に報告して帰るか。」


「あ、ちょっと待って。私体育着のままだから制服に着替えたいんだけど。」


「分かった。じゃあ先に先生に報告してくる。」


こう言って樹は職員室に向かって行った。


着替えるときに鏡を見てみると


私の顔は夕日に照らされたのもあってかとても紅くなっていた。


やっぱり今日の私おかしいな。だって、樹相手にこんな風になるなんてあり得ないもん。


樹は、ただの幼馴染なんだから...。