「正樹の妹か」 小さい声ではあったが確かに離れている私には聞こえた。 それは静香さんと聞き取っていた。 袴のおじさんは未だしゃべり続けている静香さんを無視して私の方へ歩いてくる…気がする。 むしろ気のせいであってくれ。