大嫌いなあなた


「瀬橋様本日は主人の為にここまでありがとうございます」

人を押しのけ、一番前まで出た静香さん。

キュルーンと可愛く目をパチパチしている静香さんを見て、親族のおじさん達はメロメロになっていた。

「約束通りこの旅館は瀬橋が預かる事になった。」

「…ですがここは主人の…」

「正樹とはそう言う約束だ」