「…わ、わた、わたし、私ね…」

言葉が詰まってうまく言葉が出てこない私の背中を優しく摩ってくれる花ちゃんは私に寄り添ってくれた。

「うん、ゆっくりでいいから。ちゃんと話し聞くから」

優しい言葉ってのは私の緊張を解き、心を軽くしてくれる。

だからこそ、こんな言葉をかけてくれる人達には素直に全部話したい。

「ごめんなさい…私本当はねー…」

それからは何を話しているのか自分でもわからなかったけど、泣きながら鼻水垂らしている私に引かなくても話を聞いてくれる大事な友達。