「茶なかったからジュースでも…ってお前らどうした?」
ナイスタイミング安浦!!
片手に2リットルのジュース、空いている方の手でコップを4つ積み合わせてきた安浦に涙が出そうになった。
「俺コーラが良かったー」
「アタシミルクティー」
「…お前らなあ」
なんとワガママなんだろう。
安浦が出したオレンジジュースを秒で飲み干す大吾も花ちゃん。
部屋に置かれていたお菓子も食べ始める始末でとっても困惑したよ。
「ふう、食べた食べた」
お腹をさすり寝転がる大吾はポケットから何かの紙を取り出した。
「これやるよ」
そうて渡された紙を見た。


