「で!安浦!!話したいことが山程あるの」 アイスティーを飲み干すと、安浦は優雅にコーヒーを飲んでいた。 馬鹿野郎、暑くて飲めねえわ。 むしろ苦くて飲む気にもなれねえよ。 「学校のこと?」 「もちろん」 わかってるなら最初っからお前から話せよって思ったけど顔には出さなかった。 「辞めるの辞めた」 「は?」 真顔でそんな事いうものだから思わず机の下にあった安浦の足を蹴り飛ばした。 イデ、だか、アダだかよくわからない声を発していたがこの際無視しよう。