四人掛けテーブルに通された私達一番にメニューを見た。
「アイスココアかアイスティーがいいな」
走り回ったおかげで喉がカラカラ。
すぐにでも飲み干せる飲み物がいい。
あ、待って小腹も空いたな。
「イチゴパフェとサンドイッチも食べたい」
「どっちも食えば?」
「うーん…そうしよっかな」
「ここは元気の奢りだ」
「ちょ、若!!」
ここは元気さんの奢りとあって、アイスティーとイチゴパフェとサンドイッチを注文した私に対して、安浦はアイスコーヒーとマンゴーパフェを頼んだ。
元気さんは胃がもたれるとか言って、コーヒーしか頼まなかった。


