「待ち合わせしてんだ」 「…そうですか」 誰と?って聞かなくてもわかる。 多分安浦と。 「若、学校辞めるらしいな」 ポツリと話して空を見上げた元気さんはどこか疲れているようだった。 「らしいって、知らないんですか?」 アンタは安浦に仕えてるんだから私以上に知ってるんじゃないの? 「学校の事にまで干渉しねえよ」 短くなったタバコを携帯灰皿で潰し、私の顔をマジマジと見てきた。