私はそんな安浦が好き。

汚れた私だけど、これだけは譲れない。

安浦が好きなんだ。

「黙れ」

「嫌!」

「黙れ」

「離して!!」

私を触る手を辞めようとしない龍太さんの力は私では敵わない。

どんなに足掻いても、結局は力の差。

諦めようとした時だったー…