「まじでふざけんな」 「怒らないでよ夏帆ちゃーん」 ニコッと笑って元あった本棚に戻し、買い物を済ませた私たち。 なぜかお金は安浦が払ってくれた。 ナチュラルに払ってくれるものだから、モテるわけだって思った。 「片方持つよ」 「いやいいよ」 「持つってば」 「ならこっち」 大量の荷物を持ってくれるのは嬉しいけどさすがにもうしわけないなら持つっていうけど軽いお菓子しか持してくれない。