安浦の背中を睨みながら廊下を進んでいると昨日私が目を覚ましたキングサイズのベットの部屋に入った。 ここは誰の部屋なんだろう。 私が昨日使ってて迷惑じゃなかったんだろうか。 いや、絶対迷惑だったでしょ。 「夏帆、ここがお前の部屋だから。好きに使ってくれよ」 ……………。