そうこうしている内に夜は明け、朝日が昇っていた。 「朝日見たい!」という花ちゃんの一言で私達はカラオケを出て、日の出がよく見える土手に足を運んだ。 「ちょっとー!大吾!寝ないの!!」 芝生に寝っころがる大吾に花ちゃんは怒っていた。 横にいる安浦は寒くもないのに私に上着を渡してきたが今いらないし。