大嫌いなあなた


残された私たちはと言うと…

「あーあ、今週何回目だよ。反省文書かされるの。」

退屈そうに地面に胡座をかいて座っていた大悟を見つめた。

「本当それ!まぁアタシはそんなに書いてないけどね。」

二人してじーっとこっちを向いてきた。
理由は分かってるよ。分かり切ってるよ。

「…はいはい今週3回目ですよ!!
そうですよ!もう小説家並みの勢いでペンが走りますよーっだ!!!!」