「痛い痛い!」 花ちゃんの腕が食い込むくらい私を強く抱きしめた。 「バカ!夏帆のバカ!」 多くの生徒が登校しているのにも関わらず、花ちゃんはワンワン泣いている。 「花、放せよ。夏帆死ぬぞ」 そろそろ顔から血の気が引いていく気がする私の姿を見て大吾は花ちゃんの腕を解いた。 いや。君、遅すぎるだろ。