とりあえず適当にそれっぽい所を進んでいくと、玄関みたいな所に着いた。 壁にもたれかかっている人を見ると、走り駆け寄った。 「安浦!」 「おお、夏帆おはよ」 いつも通りの安浦に、少しだけ安心する。 「なに突っ立てるんだよ、行くぞ」 靴を履き、玄関から出ようとする安浦の後を急いで追いかけた。