「お前が笑えば花は喜ぶし、大ちゃんは微笑み返すから」

「いつもの私たちに戻れる?」

「ああ」

なら頑張ろうかな。

いつもの私たちに戻りたい。
大好きな四人で、また笑い合いたい。

ぎゅっと安浦の背中に手を回す。
安心するその胸の中で私は眠りについた。