大嫌いなあなた


「謝らないで」

安浦が謝るなんてらしくない。

「ああ」

少し俯いて返事をする安浦の肩をガシッと掴むと、いきなりのことで驚いていた。

「おいおい夏帆、馬鹿力にも限度ってもんがあんだろ?」

「いやいや、そんな事より説明を」

「なら力緩めろよ、肩脱臼するわ」