龍太さんは私の手首を掴み歩き出す。 いやいや!迷惑迷惑!! 勝手にこんなことされても迷惑だから!! グイグイと歩く龍太さんの後ろで私は必死になって手首についている相手の手を外そうと苦戦していた。 つねってみたり、爪を立ててみたりするが全く効果がない。 旅館の出口に近づくとスーツをビシッと着た厳ついお兄さん達が門の所に立っていた。