完璧秘書の可愛い弱点

ーーーとある部屋にてーーー

「あ...おも、い、だした...あの子、だったんだ...」

男は呟くように言う

「お礼も兼ねて、僕のものに、しなくちゃね」

男は妖艶に笑う 

だが、欲しいものの隣にとある男を見つけると、顔を歪ませた

「君の隣で笑ってたのは、いつも僕だったのに...どうして?」

先程の表情とは一変し、男は怒りの表情を浮かべた

「許さない...ユルサナイ...!」

男は狂う

「僕だけ...僕だけだよ?それなのに...なのに...!」

男はどんどん怒り狂う

それを止める者は、誰一人として居ない

故に、男のオモイはより強くなっていた

怒り、憎しみ、愛しさ、哀しみ

それらが男の動力となり、何かが始まろうとしていた

男はひとしきり怒り狂うと、今度は高らかに笑い出した

「アハハハハハハハハッ!...君だけを、愛してるよ」

男はそう一言言うと、部屋を出た


ー何が、始まる?


ー闇は、すぐそこまで来ている


ー最後に笑うのは、誰?