完璧秘書の可愛い弱点

待つこと数分...

『お待たせしました。会社へ向かいましょう』

俺達はマンションから出た

『私は電車で行きます。昨日は本当にありがとうございました』

「いや、送るから乗ってけ」

『い、いえ、本当にいいです』

「拒否権無しだ」

俺は藤堂を引っ張って車に乗せた

『な、なんで乗せたんですか...!?』

「俺は優しいからな」

『それは昨日も聞きました!』

「ならそれが理由だ」

でも、とまだぶつぶつ言う藤堂

こうなったら...

「瑠羽うるせぇ。黙って送られてろ」

名前で呼んでやる。案の定黙った...というより固まった

『なっ、何言ってるんですか!?』

「...名前違ったか?」

『合ってますけど...!』

なら問題無いだろ、と言うと黙り込んだ

そうこうしているうちに、会社が見えてきた

『おい行くぞ』

俺は黙り込んでいる瑠羽を引っ張ってエレベーターに乗った

...俺今日引っ張ってばかりじゃねぇか