「桜ねーちゃんだぁ!」 その声はっ! 「ヒ、ヒナっ?」 振り返ると同時に、ヒナがぎゅっとだきついてきた。 く、くるしい…なんだか力が強くなった? ヒナは前と比べて、顔に血色感があった。 そっか。ヒナ、良くなってきてるんだもんね。 あたしは、ヒナの頭をくしゃくしゃっとなでた。 「元気だったー?ヒナ。」 「うんっ!あ、あのね!ヒナ、この前おうちに帰ってたの!」 うんうん、聞いたよ! だんだんと良くなってきたんだね! あたしはヒナの頭をやさしくなでた。 嬉しそうにぴょんぴょん跳ねるヒナ。