「大丈夫?はい、立てる?」



と手を差し出された。



見上げるとさっき目が合った男の子だった。



恥ずかしすぎて泣きそうになってる私の手をつかんで立たせてくれた



イケメンで優しいって・・・



王子様かよ。



「あ、ありがと。」



私が小声でペコッと頭を下げて言うと



「どーいたしまして。」



と笑った。