あれからどのくらい時間がたっただろうか


唄っても唄っても今の私の寂しい気持ちが直ることはなかった



いつの間にか雨も降り始めた

身体も怠くなってきた




意識が飛びそうなとき近づいてくる足音





そこであの人に出会った







私はその時に見たあの人の笑顔を将来忘れることはないだろう