「夏音…声…が……」


「私も多分優希と出会ったときから優希が好きだった

気がつくのは熱愛報道をみてからだけど



バンドの時も本当はね……、優希に嫌だって言ってほしかったよ」



「うん…っごめん」




「私の誕生日祝わなくても大丈夫とかただの強がりだよ

メンバーに祝ってもらうなんて嘘だよ



優希のいないベッドは寂しいよ

優希がいないとご飯が美味しくないよ



私は優希のためだけに生きてきたんだよ」




「……っ夏音」





「私も優希と同じ気持ち


優希がいないと私はずっと寂しいよ


だからお願い……」







「ずっと私の傍にいてください」