海鈴が座ったのを確認した悠が

「蒼空…空音。
お前ら、空王に入らないか?」

と真面目な顔をして言ってきた。



「「えっ?」」

と空舞と言うと



「お願い!!!入って!!!!」

と海月がうるうると涙目で
俺らの顔を交互に見て言った。




空舞は俺の方を向き…
俺の答えを待っていた。




「お願い!!!お願い!!!」

とさらに涙目で上目使いで
お願いしてくる小悪魔海月に



俺は負け…



「っ…わ…わかった!
入るから、その目止めてくれないかな?」

と言ってしまった。




「ぼ…僕も、入るよ(汗)」


と空舞が言ったのと同時に

(やってやったぜ☆)

とドヤ顔でガッツポーズをした

海月を見たのは
気のせいだったことにしよう。