「3年前に、親友が目の前で亡くなったんだ」

といつの間にか戻ってきた空羽が言った。





「はぁ…空音。悪かったな…
ここからは俺が喋るよ」

と完全にキャラが崩れてる空羽。





空羽「俺には、滝宮 悠希(たきみや はるき)って親友がいた。」



儚が「えっ悠希って…」と呟き悠を見る。



「悠希は悠の弟だ。」

と空羽が答え悠を見る。






「あぁ…悠希は俺の弟だ。
でも、俺、お前に会ったことなんて…」
と悠が答える。





「俺は、悠希としか会ってない。

俺達の両親が亡くなった日に
友達の見舞いに来た悠希と出会った。」

と一瞬僕を見て空羽は言った。




「この際…お母さん達の事も、話そ…」
と僕が言うと



「良いのか?おまえ…まだ「大丈夫だから」


と僕はぬいぐるみを抱きしめ
空羽の言葉に被せて言った。