「さっさと金寄越せよ!!!」
ドスッ
「うぅ…っ…やめっ…」
「誰がやめるかよ!」
音のする方を見るとおっさんが
カツアゲされていた。
「おいおい。お前らカッコ悪いな」
とカツアゲしてる奴に言うと
「誰だテメー」と睨み付けてきた。
「んー空羽(アゲハ)」
と素直に答えてやったのに
「はぁ?」と言ってきたそいつに
もう1度
「ア・ゲ・ハ。って言ってんだろうが!!
お前ら1度、耳見てもらった方がいいんじゃね?
それとも頭の方もか?」と言うと
「あーあの、降臨せよ我が空羽様かよw
ふざけんな!」
と怒って殴りかかってこようとする。
俺はそれを交わし、鳩尾を殴る。
俺に殺られた仲間を見た瞬間、
周りに居た奴等が逃げていった。
(まだあのふざけた呼び名あるのかよ)
と思いながら
俺はまだしゃがみこんでるおっさんに
「おっさん。気を付けろよ」
と言って俺はその場を離れた。
時刻を見ると午前1時。
俺は急いで、空舞のいる寮へと帰った。


