昔のことを思い出していたら
「蒼空!」と肩を捕まれ
俺は意識を戻した。

「あ…あぁ。何だ?」
と俺が言うと
「次、借り物競争だって」
と空舞が心配そうに言う。



「あぁ…わかった」と俺と空舞は立ち上がった。



「く…蒼空。後で、俺のとこ来い」
と兄貴に言われ。



「わかったけど…名前間違えるなよ?」
と兄貴に言い借り物競争へと向かった。