空き教室に入ると、海月達が叫んでた。
海月は
「僕、勝手に決められたくな~い」
と口を膨らませ
海星は
「本当…俺も」
とスマホでゲームをし
儚は
「あぁ…嫌だな…休もうかな~」
と雑誌を顔に乗せ
愛生は
「寝たい」
とソファーにもたれ
藜は
「私も決められたくないですが…
これは、仕方ないですよ」
とパソコンをいじり
海鈴は
「そうだね…仕方ないよ」
と愛生の頭を撫でながら苦笑い
悠は「あぁ…理事長命令だからな…」
とソファーに座った。
空舞は空いてるソファーに座り
お弁当を食べはじめた。
「蒼空君も、出たくないよね?」
と海月が俺に聞いてくる
「はぁ…
本当俺も出たくねーけど…
今回は仕方ないからな」
とだけ言い、
俺は鞄からゼリーを取り出し数個食べた。


