扉を開けてもやっぱり人はいない。
テスト期間だっていうのに、みんな図書室使わないのかな。
まあ静かだからいいんだけど。
それでも誰ひとりもいないわけじゃなくて、司書の先生はいた。
奥の方でパソコンをいじってて私には気づいてないけど、私は気にせずに机について勉強することにした。
少し勉強するとだんだん飽きてきちゃって、息抜きにでも、と本を見ることにした。
うちの学校は図書室が大きい。
普通の図書室よりは全然本が揃ってる方。
だから本を置くスペースを多く設けるために部屋自体も大きかった。
だから、気づかなかった
もう一人いた存在に。

