ねぇ、先生

あれから家まで送ってもらった。









家に着くまで少ししかないけど手を繋いで歩いた。











私が前から先生としたいと思ってたこと。





それが、ようやく長い月日をかけて実現した。










それに、…恋人繋ぎ









暖かい手。






ずっと離したくないな。


















「じゃあな」と言って先生は手を離す。








それがなんだかとても心細くて



つい




先生の服の裾を掴んでしまった。











先生は振り返って「どした?」って聞くけどその優しい顔にまたキュンとする









「あ…な、なんでもないよ


おやすみなさい!」






すると先生はそんな私に




チュッ







っておでこにキスしたの。








「…あ、」










『また学校でな。』







耳元でそう囁いて、先生は帰っていった。









っっっっっっ!!!!






だんだん体の温度が上がっていくのを感じた。






ずるい、ずるいよ









バクバクなる心臓が飛び出しそうで焦る。










不意打ちの威力を思い知った。












まだ耳には先生が囁いた声が残る。









私の大好きな声。











私はそのおかげで明日も頑張って進むことが出来る。









先生は、私に魔法をかけてくれるの。