ねぇ、先生

匡side







違うんだ、竹内




あれは、…











「たしかに、沼田とキスした」










俺は本当のことを話さなくちゃいけない。














「…え」










竹内の顔がどんどん悲しそうになっていくのがわかった。















「でも、、あの時は俺が不注意だったんだ。

隠しててごめん、傷つけたくなかった…」













結局お前を泣かせてしまったけど…










「帰ってる途中、沼田は俺に告白してきた。






断ったけど、沼田は諦めてくれなかった。








それで…いきなりキスされた。」















竹内は頭にはてなを浮かべた様子で話を聞いていた。













俺の話、言い訳に聞こえるかな。










そうかもしれないな、こんなことしてしまってるんだから…












「そのあとからも、沼田は俺に"竹内さんとの関係ばらされたくなかったら、一週間だけ私と付き合って"って。






そんなもんで竹内との事秘密にしてくれるんだったら、俺はどんなことでもしようと思った。









そのためには…竹内と距離を置くしかなかった。



つらい思い、いっぱいしたよな。






傷つけて、ごめんな」














沼田のことを話すと竹内は泣いていた。