とても気まずい沈黙が流れた。







1週間って以外と長かったんだなと実感する。




たったそれだけの期間で先生と私は遠く離れた存在になってたから。










でも、雅のおかげで私の悩みの塊は消えた。










と思ってると、「じゃ、ごゆっくり〜」と雅は出ていった。








「えっ、ちょっと!雅!」











呼びかけても雅は帰ってこなかった。


















あ…やばい避けてたのに早速ふたりきりになった、、。










また沈黙が流れて







先生も黙ったままでいる。









どうしていいかわからず、



「お、お久しぶりです、」







と挨拶をするが返事はない。














「…」






やっぱり、怒ってるのかな、いや怒ってるよね







だって先生のこと疑った挙句、ひどい振り方しちゃったんだもん。


















「あの、先生…?」













やっぱり返事をしてくれない。











それでも私は諦めきれなかった。






一度は手放してしまったけど先生への想いは変わらない。










ずっと先生が好きなの。









他に好きな子ができたなんて嘘










私は、はなから先生しか見えてなかった。

















「先生?私ね、この間補習で先生に教えてもらったところをもう1回家で復習したんだ!



そしたら、先生の授業がわかり易かったおかげですぐ解けるようになったの!」


















「…」









っ…まだ先生に話したいことあるよ












「あっ、ごめんね?ずっと隠れて盗み聞きするようなことして。でも先生と直接話すのがちょっと怖くて…」
















「…」














先生、なんで何も言ってくれないの?















「この間先生に好きな人ができたって、あれ嘘だよ!



私には…、ずっと、、っ先生だけで……っ」













涙があふれる。



先生は全く返事をしなかった。











「ごめんなさい、ごめ…なさっ ひくっ




わがま、まで、、ごめんなさい…


っ、、まだっ………先生のこと…全然っ、



忘れられなくて…







でっ、でも頑張って、、ひくっ 頑張って忘れるからぁ













ごめん、ごめんなさ…………っ!」









気づくと私は先生の腕の中にいた。