だめだ、そんなくらいことばかり考えちゃ、先生は私の彼氏なんだって自信もっていなきゃ!
そう思ったのに
「アハハ、先生、本当は彼女いるんでしょ〜?だってイケメンじゃん、彼女なんているの当たり前でしょ〜」
3年の女の先輩達が佐伯先生を囲んで賑やかに笑い合っていた。
ちょっとムッとしたけど
私が先生の彼女なんです、って心の中で誇っていたら、
「そんなのいねーよ」
って笑って平気で返した。
「うっそだ!じゃあ、私がなってあげるー!」
「私も私も!」
そう言って数人の女子生徒が群がって騒ぐ。
「お前ら、無事に卒業できたらな?」
そう言って笑って返す先生は別人のようだった。

