ねぇ、先生




次の日の放課後、隣の物理室で砂川先生に渡された補習内容を確認していた。








すると後ろのドアが開く音がした。







「…」



ちらっとこっちを見て黙って席に座ったのは
竹内だった。







沈黙が流れる。








すると他の生徒もちらほら教室に入ってきて全員揃って補習授業が始まった。










眠そうになってるやつもいれば、隣の生徒と話してる生徒もいた。








それでも、俺から一番離れた席で竹内は真剣に補習を受けていた。










俺のことは一切見なかったけど、一生懸命ノートをとっていた。





















無事、補習授業も終わり、来週に確認テストがあることを生徒達に伝えたら生徒達がブーイングを言っていた。








「砂ちゃん、厳しー」



そう言って教室から次々と出ていった。




砂川先生も"砂ちゃん"とあだ名をつけられるほどみんなに慕われている先生だった。