中間テストも終わり、私は先生のことで頭がいっぱいで勉強に熱が入らなかった。
そのせいでいつものテストよりずいぶんと成績は落ち、赤点寸前だった物理は見事な赤点をとった。
もう、物理のやる気はなくなってた。
だって、その度に先生を思い出すから。
つらいんだ、あの時のことがフラッシュバックして心臓がバクバクと音を鳴らす。
すると、物理の先生がテストの返却後、
「赤点だった人は放課後、私じゃなくて佐伯先生の方で補習があるから、ちゃんと出席してね」
と言った。
え?佐伯先生の補習?
無理だ、怖い、どんな顔して会えばいいの
そんな勇気ない
赤点なんて取らなきゃよかった。

