ねぇ、先生




それからというもの、佐伯先生とはずっと話さずにいた。








前まではおはようございます!とか、さようなら!とか会う度に声をかけては他愛のない話をしてたけど今ではまるっきりそれが無い。










できるわけない。








気まずいもん、振られちゃったし










でもまだ未練はたっぷり残っていた。







最初の頃はすれ違っても声をかけずにそのまま素通りして目も合わせられないでいた。







それなのに、向こうも気を遣ってか、気まずいのか少しこっちを見るが何も言わず通り過ぎる。








そんな様子を見ては誰もいない廊下の隅で涙を流した。










辛かった。








私が壊したから。










先生とあのまま軽く流しておいて、好きだなんて告白しなければ



今頃は楽しくまた話せてたんじゃないかなって









私は間違ったんじゃないかなって思って。










でも、もう遅かった。






間ばどんどん広がっていった。