「佐藤くん、お酒弱いんだからあんまり飲ませたらかわいそうですよ‼︎」
「ええ〜俺そんなにお酒弱くないよ?」
「‼︎佐藤くん‼︎びっくりしたぁ…」
後ろから急に聞こえた、温厚な声に驚いた
「そんな驚く?(笑)ごめんね石田ちゃん」
「いやいや‼︎勝手に驚いただけだし…陰口みたいになってごめん‼︎」
ぺこりと頭を下げた
「やだな〜何謝ってんの?全然だよ!」
佐藤くんはくしゃっと目を細めて笑った
「いやーでも佐藤は酒弱いよな‼︎すーぐ顔赤くなるし」
「あ、沢田先輩そんなこと言うなら今日俺行かないですよー?」
「あー‼︎悪い悪い‼︎行こう‼︎俺ほんと今日飲みたくてさ〜」
沢田先輩は慌てて手を合わせた
