競技かるたを忘れて、と言いつつ、なんだかんだ競技かるたに戻ってしまう。


雑誌には気になる節があった。再び引用させていただく。ここからは是非、競技かるたをやっている人に読んでいただきたい。


[江戸時代のかるた遊戯には、封建の世で身分格差に厳しい中でも人としての公平性、平等性があった。(省略)明治30年代になると、倶楽部間の対戦が公平になるように活字版の標準かるたが考案され、競技かるたが成立した。競技かるたでは、百首のうちの半分は空札として外される。競技の場で和歌を楽しむ余裕はなくなり、弱者への思いやりも消えた。]


多くを省略してしまったので要約すると、このようなことである。