夕日の色

ドクンッ


奥原に続いてあたしも振り向く。


「え…!?」


そこにはおさげだった髪を下ろし、長いストレート、そして眼鏡を外して印象の変わった委員長がいた。
今まで眼鏡だったからか分からなかったけどすごく美人な顔をしている。


「奥原君おはよう」


少し照れくさそうに奥原に挨拶をする委員長。


「おはようございます。随分と印象が変わりましたね」