手を指し伸ばされ、上を向くと1人の男の子がいた。
サラサラの黒い髪に眼鏡をかけた男の子。
「あの…大丈夫ですか…?」
「ん?え、あ、うん…」
心配そうに顔を覗きこまれ、あたしは手をとって立ち上がった。
「いたっ…」
立ち上がると右足首に痛みが走って思わずしゃがみこんだ。
「怪我してるんですか!?」
「今ちょっと足首ひねったみたい。でも大丈夫だよ!こんなのなんてことないし!」
もう一度立ち上がろうとすると男の子があたしの肩をつかんで言った。
「良くないです!保健室行きましょう!」
「え、でも荷物が…準備室まで運ばなきゃ」
あたしが言うと彼は階段を登ってきた男子2人に
「この教材準備室まで運んでくださいませんか?運んでて足ひねったみたいで」
と言ってあたしに背を向けてしゃがんだ。
サラサラの黒い髪に眼鏡をかけた男の子。
「あの…大丈夫ですか…?」
「ん?え、あ、うん…」
心配そうに顔を覗きこまれ、あたしは手をとって立ち上がった。
「いたっ…」
立ち上がると右足首に痛みが走って思わずしゃがみこんだ。
「怪我してるんですか!?」
「今ちょっと足首ひねったみたい。でも大丈夫だよ!こんなのなんてことないし!」
もう一度立ち上がろうとすると男の子があたしの肩をつかんで言った。
「良くないです!保健室行きましょう!」
「え、でも荷物が…準備室まで運ばなきゃ」
あたしが言うと彼は階段を登ってきた男子2人に
「この教材準備室まで運んでくださいませんか?運んでて足ひねったみたいで」
と言ってあたしに背を向けてしゃがんだ。
