夕日の色

それを和花が見ていた事にあたしは気が付かなかった。


「え、アレやばくない?」


ふいにあたしの所にいた女子1人が窓の外を見ながら言った。


あたしも窓の外に視線を向けると校庭で女の人が男の人に腕を掴まれていた。女の人をよく見ると保健室の杉江先生だった


男の方は50代半ばあたり?…てかそんな場合じゃない!


あたしは立ち上がると走って校庭に向かった。


「ちょ、ちょっと真央!!?」


あたしを呼ぶ声がしたけどあたしは急いで校庭に向かった。