夕日の色

「あ〜面白かった〜。あ、もうこんな時間じゃん!帰ろ!和花!」


鞄を持って立ち上がると少し足が痛んで顔をしかめる。


「大丈夫?痛いならゆっくり歩きなよ?」


心配そうに言う和花に笑って「大丈夫!」と言うと玄関に向かって歩いた。


後ろで和花がため息をついているのが聞こえた。


「ほら和花!早く!」


和花を急かして玄関に向かった。