「ゆうくーんおーきーてー」


そう言いながらゆうくんの部屋のドアを開けゆうくんの布団を思いっきり剥がした




「ん……何だよこんなに朝早くから」



ゆうくんは目を全く開けようとしないままそう呟いた





「ぜんっぜんはやくないよ!
早く用意しないと今日、私寝坊しちゃったから遅刻しちゃう!」



「あ〜っ柚木が寝坊なんてあり得ねぇだろ…そんな嘘ばっかつく暇あったら俺を寝かせろ」

「ゆうくんっ!!」