「皆さん予定通りに、外で待っていらっしゃいます。
ご安心ください。
それでは、行ってらっしゃい」
水野さんが色々と動いてくれたおかげで、参列者は何も気づいていない。
「水野さん、本当にありがとうございました」
私たちは水野さんに見送られ、チャペルの扉の前に立った。
ここから外に出ると、たくさんの人が待っている。
「今から大勢に真綾のウェディングドレス姿を見られるのかー。
できれば独り占めしたいけど、祝ってもらう訳だしな…」
ずっとぶつぶつ言っている。
駿くんだって直視できないくらいに格好いいのに。
1番最初にドレス姿を見せたとき、
「ヤバい。綺麗すぎて緊張する。隣歩けないかも」
と真剣な顔して言っていた。
カーンコーン。
透き通ったウェディングベルの音が響く。
駿くんの腕に手を通す。
いよいよだ。
緊張する。
すー、はー、と深呼吸をする。
ご安心ください。
それでは、行ってらっしゃい」
水野さんが色々と動いてくれたおかげで、参列者は何も気づいていない。
「水野さん、本当にありがとうございました」
私たちは水野さんに見送られ、チャペルの扉の前に立った。
ここから外に出ると、たくさんの人が待っている。
「今から大勢に真綾のウェディングドレス姿を見られるのかー。
できれば独り占めしたいけど、祝ってもらう訳だしな…」
ずっとぶつぶつ言っている。
駿くんだって直視できないくらいに格好いいのに。
1番最初にドレス姿を見せたとき、
「ヤバい。綺麗すぎて緊張する。隣歩けないかも」
と真剣な顔して言っていた。
カーンコーン。
透き通ったウェディングベルの音が響く。
駿くんの腕に手を通す。
いよいよだ。
緊張する。
すー、はー、と深呼吸をする。