はぁ、はぁ、はぁ。
苦しい。
身体中が酸素を求めている。
足だって、もう動かないんじゃないかって何度も思った。
けど、なんとかここまで辿り着いた。
懐かしさすら感じるこの場所。
同じように白いチャペルが出迎えてくれる。
「や、山道様ですか…?」
息をきらす私は、年配の男性スタッフに声をかけられた。
「はい、あの式は…」
「よかった。
ご無事なようですね。
式は時間をずらしてあります。
今からならまだ間に合いますよ」
すごく落ち着いていて、ゆったりとした雰囲気の人。
初対面だけど、その独特な雰囲気にピリピリした気持ちがおさまる。
「夫と、話がしたいです」
「わかりました」
こちらですと控室までの道を歩く。
苦しい。
身体中が酸素を求めている。
足だって、もう動かないんじゃないかって何度も思った。
けど、なんとかここまで辿り着いた。
懐かしさすら感じるこの場所。
同じように白いチャペルが出迎えてくれる。
「や、山道様ですか…?」
息をきらす私は、年配の男性スタッフに声をかけられた。
「はい、あの式は…」
「よかった。
ご無事なようですね。
式は時間をずらしてあります。
今からならまだ間に合いますよ」
すごく落ち着いていて、ゆったりとした雰囲気の人。
初対面だけど、その独特な雰囲気にピリピリした気持ちがおさまる。
「夫と、話がしたいです」
「わかりました」
こちらですと控室までの道を歩く。