「結婚式。
真綾はあなたに来て欲しがってます。
そこには俺も賛成です。

ただ、おかしなことは考えないでくださいね。
さっきも言ったように、俺は相原さんと仲良くやっていきたいと思ってるんで」

嘘つけ!
そんなこと微塵も思ってないだろ。

「本当は仲良くする気なんてねーだろ」

「そんな。
ありますよ。

いつまでも、相原さんは真綾の幼馴染みですからね」

コノヤロー!
それは、幼馴染みという関係を壊せなかった俺への嫌みか!?

やっぱこの男ムカつくな!
できることなら2度と会いたくねー!

「あれ、2人でいたの?」

門から真綾が飛び出してきた。

俺たちが2人でいたことに驚いている。

その見慣れた姿に若干怒りがおさまる。