君がいた ~夏と海と鮮血の狭間で~

「...渚?」

ドキッ

「いや、その」

「なっちゃん!!大丈夫!?」

「うん...」

立てる?と優しく手を握り私を立たしてくれる。

...やばかった

あんなのでドキドキするとか

あーもう

恥ずかしすぎる…

これじゃ私が変態みたいじゃない。

向こうでヒロちゃんと笑いあってる
みーちゃんを見つめる。

濡れた色素の薄い髪が太陽に反射していて、

笑った顔が太陽よりも眩しくて、

キラキラ、キラキラ

あぁなんて綺麗な...

みーちゃんは私にドキドキしてくれた?

私はこんなにもドキドキしてるのに

みーちゃんに

ドキドキして欲しくて

なれないビキニまで買って...


ねぇ、私たち付き合ってるんだよ?

少しぐらいかわいいねとか、
そーゆーの無いの?

みーちゃんってほんと
そーゆーとこ疎いんだから。